【脱超ビギナー】通貨ペア選び


 取引ペアの選び方ですが、まずはファンダメンタルズから考えて決めています。

 各通貨をざっくりと強い、中立、弱いに分けて、強いものと弱いものを組み合わせます。いまだと、ユーロが弱く、ドルが強いのでユーロドルの売りが、他のペアに比べて低リスクで取りやすい通貨ペアになります。

 もちろん、勝てるかどうかはエントリ、イグジット、乗る時間足によります。ファンダメンタルズをベースにしたペアリングなので、1分足での極短期スキャルピングなどではまるで役に立たないでしょう。

 強いものと弱いものの強弱ペアは、トレンドが出やすく、トレンドに従って押し目買い、戻り売りを狙ってエントリすれば、ファンダメンタルズが後押ししてくれます。

 一方、強強ペアや弱弱ペアだと、強弱ペアにくらべ、方向感が出にくい、値動きがふらふらするなど、トレードが行いにくいです。


 トレーダーと通貨ペアの間には相性もあると思うので、一概にこれで取引しろって話ではないのですが、時期によっては不利なペアでの取引は控えて有利なペアを検討してしてみてはどうかと思います。


 通貨の強さの判断


 で、肝心の通貨の強さの判断ですが、各FX業者が現在の環境についての説明してくれています。
YJFXでは西原氏が毎月セミナーを行っており、そういうのを参考に決めています。
また、米国(FRB)、ユーロ圏(ECB)、イギリス(BOE)、豪州(RBA)などの各国中央銀行が行う金利発表や政策発表、雇用統計などの重要指標は、大きな影響を与えますので注意が必要です。
こういう情報も適宜セミナー等で説明してくれていますので、参考にしています。


 強い:ドル
 中立:豪ドル
 弱い:ユーロ、ポンド、NZ、円
 

各通貨の自分のイメージはこんな感じ。(2014.9時点)

 ユーロ:最弱通貨筆頭。頑なにデフレという言葉を否定するが、量的緩和待ったなし状態。GSの見通し下方修正でパリティの見通しがでるほど、さらにウクライナ問題でユーロ売りドル買いを後押ししてる

 ポンド:カーニー総裁の利上げ示唆発言で急騰後、BOE議事録の年内利上げ否定で急落と振り回されてる、さらにスコットランド独立問題で売り優勢に拍車がかかっている

 NZ:年内の利上げサイクル中断で、利上げを材料に買われ続けていたが資金が逆流。利上げ再開がどうなるのか、現時点でははっきりしてない。またNZの主要輸出品の乳製品価格下落もマイナス要因。

 円:いちおう金融緩和通貨だけど、大きな円売りの流れはあまりなく、ドル円の下支えや節目防衛の色が強い気がする。最近は日銀がすっかり無視されてる。

 豪ドル:中立だけど、ドル以外みんな弱いので対ドル以外では相対的に強い感じ。ユロ豪や豪NZでのHFの仕掛けが多いっぽい

ドル:FRBの声明や経済指標のある程度の強さから来年中旬の利上げは確実視されている
    日本の年金による外株・債権買いのためのドル調達による下支えもある


スイスフランはユーロに半ペッグしてるイメージなので「弱い」の分類とみなしてます。
カナダはよくわからないですが、資源国通貨、原油関連、中立でしょうか。





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